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[ トラックバック(0) ] 「総天然ショック・千衣!」
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これは天然娘である「千衣(ちぃ)」の活躍を描く一行小説です。
みんなで一行ずつ続きを書いていってください。
目次
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注意
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- 一人で連続した書き込みは行わないでください。
- ただの遊びですので、多少、話が矛盾してもスルーして進めていきましょう。
- 段落の先頭は1文字落としましょう。
- 同じキャラクタの台詞を続けて書くのはやめましょう。
テーマ
↑
「敵を戦って倒す」
締切
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3月末日( 締切まであと0日 )
キャラクター紹介
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新キャラを追加する場合は、「ページ新規作成」にキャラクタ名を入れて[編集]
本文
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文頭
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- 千衣の朝は早かった。 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:14:51
- 「う〜ん、今日も良い天気ね!」 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:15:19
- 千衣はそういいながら窓を開けたが、外は大雨だった。 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:16:30
- 彼女の朝は、こんな天然ボケから始まる。 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:17:22
- 「でも、こんな私が好き!」 -- Tear 2005-03-03 (木) 17:28:28
- どこまでもボケる。彼女のボケは止まることを知らない。 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:33:00
- 「今日はどの服で出動しようかしら?」 -- Shiori 2005-03-03 (木) 17:50:04
- 彼女はタンスから、一着のチャイナドレスを手に取った。 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:51:11
- 「ふふ…。今日という日の為に、スリットを5cm長くしたわ。これなら……」 -- Tear 2005-03-03 (木) 17:56:39
- もちろん、表向き普通の事務員である彼女にスリッドなど関係ない。ボケだ。本当にボケだ。しかし、この天然ボケ具合こそが、彼女の「強さ」の秘訣だったのだ。 -- Guym 2005-03-03 (木) 17:59:02
- 「今日こそ、この私の脚線美で!! 敵を悩殺するのよっっっ!!」 -- Shiori 2005-03-03 (木) 18:01:58
- 「とりあえず、着替えも化粧も終わったし…。二度寝しよっと…。ふ…ふぁぁ…」 -- Tear 2005-03-04 (金) 00:23:23
- しかしベッドの中には思わぬ敵がいた。 -- tukinasi 2005-03-04 (金) 09:34:18
- 「ぬくぬくで、きもちいいにゃぁ〜」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 09:48:00
- 「む?お前は誰にゃ?もうちょっと寝かせるにゃ!」 -- Tear 2005-03-04 (金) 10:22:20
- 「はっ でも良く考えたらベッドに誰が!!! なにやつ!!」 -- cyi 2005-03-04 (金) 10:36:50
- 「なにやつって! あんたが侵入者でしょうが!!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 10:43:25
- 「お前、ちょっと細かいにゃ!細かいと嫌われるにゃよ?まぁいいにゃ…。自己紹介にゃ。わたしは……」 -- Tear 2005-03-04 (金) 10:48:10
- 「語るも恐怖、聞くも恐怖! 『あの人』の第一の部下、蒼いプジョーの……こら、人の話は最後まで聞くのにゃ! 隣にもぐりこんでくるんじゃないにゃぁぁぁ!!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 10:50:26
- 「あったかい (*'-')」 -- cyi 2005-03-04 (金) 10:57:40
- 「な、なんて恐ろしくマイペースなやつなのにゃ!……ま、まぁいいにゃ。一緒に寝るにゃ。すやすやにゃ〜」 -- Tear 2005-03-04 (金) 10:58:48
- やがて雨も止み、太陽の明るい日差しが並んで眠る二人の顔を照らしはじめた。 -- Shiori 2005-03-04 (金) 11:28:38
- 「う〜ん……よく寝たわ!」 -- Guym 2005-03-04 (金) 11:50:20
- そして、傍らの目覚まし時計へと視線を移した。 -- Tear 2005-03-04 (金) 13:29:28
- 『あの人』の第一の部下が、寝ぼけつつその目覚まし時計を強奪する。 -- tukinasi 2005-03-04 (金) 13:34:03
- 「奪うな! ってか、そういえば、あんた本当に何者!?」 -- Guym 2005-03-04 (金) 13:40:07
- 「よくぞ聞いてくれたにゃ!よく聞くがいいにゃ。語るも恐怖、聞くも恐怖! 『あの人』の第一の部下、蒼いプジョーの……えっと…続きはにゃんだっけ…。ちょ、ちょっと待てにゃ!」 -- Tear 2005-03-04 (金) 13:51:36
- 「確かポケットに……。あ、あったあった。えっと……。姓は『帝亜』名は『真人』。性別雄。猫耳、猫手、猫尻尾標準装備。語尾につく『にゃ〜』がポイントよ♪……なのにゃ!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 13:57:05
- 「え〜? 女の子じゃなかったの〜?」 -- tukinasi 2005-03-04 (金) 14:15:12
- 「!?ま、間違ったにゃ!こっちのメモだったにゃ。わたしこそが蒼いプジョーのティアー!通常の3倍で迷う超高性能ナビ搭載型なのにゃ!まいったにゃか!」 -- Tear 2005-03-04 (金) 14:17:50
- 「くっっ! やるわね! でも私も100%天然と呼ばれた女!! ……で、ほんとのとこ、男女どっちなの?」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 14:23:47
- すっかり時計のことなんてどうでもよくなっている二人である。 -- tukinasi 2005-03-04 (金) 14:27:15
- 「わたしの性別はどうでもいいにゃ! 勝負にゃ、天然自在流・宗主の千衣!」 -- Guym 2005-03-04 (金) 14:48:12
- 「分かったわ! 私が勝ったら、あなたの性別を教えてもらうわよ!!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 14:50:03
- 「そして、勝負方法は……これにゃ!!!」 -- Tear 2005-03-04 (金) 15:00:59
- ティアーがどこからともなく出したのは一本のハリセンと黄色いヘルメットだった。 -- tukinasi 2005-03-04 (金) 15:05:25
- 「こ、これは伝説の黄色いヘルメット!!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 15:09:47
- 「これを装備するだけで防御力がアップするのよ。かぶりっと」 -- cyi 2005-03-04 (金) 15:29:50
- 「説明する前にかぶるんじゃにゃ〜〜〜い!!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 15:35:26
- 「えー かぶっちゃだめなの・・・・」 -- cyi 2005-03-04 (金) 15:50:54
- そんな調子でやりあいを続けた二人だが、それから1時間ほど経ってからやっと「漫才をやっていても仕方がない」と気がついた。 -- Guym 2005-03-04 (金) 16:19:22
- 「あ、危ないところだったにゃ…。これが天然自在流…。『あの人』に聞いたとおりにゃ…。誰もが僅かながらも持っている天然を無理矢理限界まで引き出し自分のペースに巻き込むって事なのにゃね…。恐ろしいにゃ…」 -- Tear 2005-03-04 (金) 17:48:46
- 「妙に説明チックなネームね……」 -- Guym 2005-03-04 (金) 17:56:54
- 「まぁ、お約束ってやつにゃ」 -- Tear 2005-03-04 (金) 17:58:08
- 冷や汗をふき、息を整え次の一手に出ようとするティアー。だが、不思議なことに千衣は忽然と姿を消していた。 -- Nobichan 2005-03-04 (金) 17:58:10
- そのころ千衣は、口に食パンをくわえ、走っていた。 -- tukinasi 2005-03-04 (金) 18:05:36
- もちろん、会社に向かうためだ。急に仕事があったことを思い出したのである。 -- Guym 2005-03-04 (金) 18:12:52
- 「やばい! 今日のランチは特製カレーライスなのに!!」 -- Shiori 2005-03-04 (金) 18:25:51
- そんなことを考えていたからだろうか。はたまたいつもりどおりボケていたからだろうか。それは、曲がり角を曲がった途端だった。 -- Guym 2005-03-04 (金) 18:42:04
- ドン!!!!! 「きゃっ」 -- cyi 2005/03/05 (土) 21:18:07
- 千衣は誰かにぶつって、勢いよくすっ飛んで、溝にオシリから落ちてしまった。 -- Guym 2005/03/05 (土) 21:21:50
- 「ああああ! チャイナのお尻がやぶけた!!」 -- Shiori 2005/03/05 (土) 21:23:32
- 「だ、大丈夫ですか〜?」 -- Guym 2005/03/05 (土) 21:36:47
- 「だ、大丈夫ですかじゃないわよ!お尻どうしてくれるのよっ!それに見たでしょ?見たよね。見たに決まってるわ!もぅ、お金払って貰うんだからねっ!もちろん、チャイナの弁償代はそれとは別よ!」 -- Tear 2005/03/06 (日) 02:56:27
- 千衣は相手の顔も見ずにまくしたてた。 -- Shiori 2005/03/06 (日) 03:43:36
- そう。彼女は失敗した。顔を先に見るべきだったのだ。 -- Guym 2005/03/06 (日) 04:28:43
- ぶつかった相手…、そうそれは首輪代わりに栞を首からぶら下げた1匹のオレンジ色の猫だったのだ。 -- Tear 2005/03/07 (月) 13:07:42
- 「ね、猫が……」 -- Guym 2005/03/07 (月) 13:20:25
- 「しゃ、しゃべった〜〜〜〜〜〜!!」 -- Tear 2005/03/07 (月) 13:50:06
- 「猫がしゃべるのは世界の常識ですよ?」 -- Shiori 2005/03/07 (月) 14:40:24
- 「そんなことよりも、猫の首に栞がついているなんて非常識!!」 -- Guym 2005/03/07 (月) 15:04:05
- 千衣の台詞を聞くと、猫は後ろ足で立ち上がって前足を広げ肩をすくめた。 -- Shiori 2005/03/07 (月) 15:09:33
- 「だいたい、色も蛍光オレンジなんて! しゃべるより非常識!!」 -- Guym 2005/03/07 (月) 15:48:35
- 「そんな格好してるあんたの方が非常識」 -- tukinasi 2005/03/07 (月) 16:58:11
- 「あら〜? 私と非常識合戦しようっていうの?」 -- Guym 2005/03/07 (月) 17:01:53
- 「いや、考えてみるとそんな対決で私に勝ち目はないわね。非常識であなたのような天然にかなうわけもないわ」 -- Tear 2005/03/07 (月) 17:53:25
- そういうと、千衣は猫を無視して歩き出した。 -- Guym 2005/03/07 (月) 18:25:51
- 「ちょ…ちょっと……!天然はあなたの方…………」 -- Tear 2005/03/07 (月) 18:40:03
- 呼び止めかけて、猫はその手をおろすと、再び肩をすくめた。 -- Shiori 2005/03/07 (月) 21:13:40
- (なんかもう服が破けたことは忘れているみたい……放っておこう) -- Guym 2005/03/07 (月) 23:10:18
- そして猫は前足で軽く毛並みを整えると、何事もなかったように軽やかに去っていった。 -- Shiori 2005/03/07 (月) 23:22:52
- その頃、ティアーはと言えば、まだ千衣の家でひとりすやすやと眠っていたのだった。 -- Tear 2005/03/07 (月) 23:52:23
- 「うにゃにゃん……はっ!」 -- Guym 2005/03/08 (火) 00:00:21
- ティアーは寝ぼけ眼で起き上がると、きょろきょろと辺りを見回した。 -- Shiori 2005/03/08 (火) 09:38:38
- 「ま、まんまと罠にはまったようにゃ…。こうなったら、あの天然女のところには奴を送り込む事にするにゃ!てことで私は…おうち帰るにゃ」 -- Tear 2005/03/08 (火) 09:47:52
- ティアーは千衣の家から出ると、表に路駐してあった愛車へと走った。 -- Shiori 2005/03/08 (火) 11:02:54
- 「あら、この車あなたのなの? ちょうどいいわ、会社まで乗せていきなさい」 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 11:23:56
- そんな声とともに、1人の男性を従えた女性が、いきなり車に乗り込んできた。 -- Shiori 2005/03/08 (火) 11:32:13
- 男の方を改めてよく見ると、それは男の形を模したロボットでその額にはKの文字が刻印されていた。 -- Tear 2005/03/08 (火) 11:44:58
- 「お前ら、ちょっと待つにゃ。な、なんでお前が運転席でわたしが後部座席なのにゃ!!」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 11:49:08
- 「ワタシノケイサンニヨレバ、アナタサマガウンテンスルノハ、ヒジョウニキケントナッテイマ…ス」 -- Tear 2005/03/08 (火) 11:51:36
- 「さぁ、K、行くわよ! ナビはよろしくね! さ、ぶっ飛ばすわよ! おーほほほほほほ!」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 11:53:00
- 「イエス、マスタートミィサ…マ」 -- Tear 2005/03/08 (火) 11:55:04
- 「うわぁぁぁん! ぶつけるにゃよ!? ぶつけたら泣くからにゃ!!? まだローンが終わってないのにゃ〜〜〜〜〜!!!」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 11:56:38
- そんな叫びとは無関係に民家の壁をこすりながら爆走する蒼いプジョー。 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 11:57:55
- ティアーの絶叫だけがただ虚しく響き渡ったのだった…。 -- Tear 2005/03/08 (火) 11:59:50
- 「あ〜、何かティアーさまから指令きてますね……。どうしますか……」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 12:02:01
- 「指令? わたしより裁縫の腕がないくせに偉そうよね」 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 13:16:20
- ここはとある秘密基地。自慢の脚線美をけだるげに組み、ヴァージンライトスリムを粋にくゆらせるこの女性は、もちろん『あの人』である。 -- Nobichan 2005/03/08 (火) 13:28:11
- 「とりあえず、お前はティアーの指示に従いなさい。……ここで私たちが一緒にいたことは内密にね」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 13:41:35
- 「わかりました…。ほんと、ティアー様もタイミングが悪いですね…」 -- Tear 2005/03/08 (火) 13:45:34
- 『あの人』にこういわれては、従わないわけにはいかない。 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 13:46:38
- 「鋼鉄のサーヴァル。よい報告……期待してるわ」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 14:12:27
- そのころ、千衣は破れたチャイナドレスを身につけたまま、表向きの仕事である事務を黙々とこなしていた。 -- Guym 2005/03/08 (火) 14:15:01
- ちらちらと男性社員の送ってくる視線が気にならないことはなかったが、遅刻して仕事がたまっている以上、シャカリキになって働かなければランチにも行けそうにない。 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 14:18:19
- 「特製カレーライス……特製カレーライスが私を待っている!」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 14:26:53
- そんな千衣のところに、大量の未整理資料を抱えた、亀丸係長がぶつぶつと何かを唱えながら近づいてきた。 -- Tear 2005/03/08 (火) 14:36:30
- 「ああ、天辺くん。ちょっと頼みがあるんだがね」 -- Guym 2005/03/08 (火) 14:40:16
- ここで返事をしたら負けだ。必死に聞こえないふりをする。 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 14:45:46
- 「あぁ、その前に勘違いされると困るので言っておくけどねぇ、天辺くん。私はマニアではないからね。ん、そこのとこ誤解しないでくれたまえよ?」 -- Tear 2005/03/08 (火) 14:49:25
- 「なんでやねんっっ!」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 15:24:55
- 思わずツッコミを入れてしまった。聞こえていることがバレバレである。亀丸係長にうまくはめられたといえよう。 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 15:32:49
- 「あはは。いいつっこみだ。ところで頼みがあるんだがね……」 -- Guym 2005/03/08 (火) 15:41:46
- ばさりと資料の束を千衣の机の脇に下ろした。 -- tukinasi 2005/03/08 (火) 15:44:51
- 「これ、今日中にお願いね♪」 -- Tear 2005/03/08 (火) 16:16:53
- 「か、係長! 実は私は今日は用事があって……!」 -- Shiori 2005/03/08 (火) 16:50:44
- 「え?私?だからマニアじゃないって。んじゃ、よろしく頼むよ」 -- Tear 2005/03/08 (火) 16:55:11
- 千衣の残業が決まった瞬間だった。 -- Shiori 2005/03/08 (火) 16:58:57
- 「わ、わたしの特製カレーライスが……」 -- Tear 2005/03/08 (火) 21:32:04
- さて。一方、鋼鉄のサーヴァルはどうしていたかというと……。 -- Guym 2005/03/08 (火) 22:42:59
- 「えっとナニナニ、基地から出て右行って、オレンジの猫のいる角を左に曲がって4分進めば千衣のいる降魔商事につくから、あとは任せた……? ……オレンジの猫が目印なんて無茶な……!」 -- Shiori 2005/03/09 (水) 01:07:34
- 「私をよんだかな?」 -- Guym 2005/03/09 (水) 01:38:08
- サーヴァルの足元から声がした。 -- Shiori 2005/03/09 (水) 10:24:34
- そこにいたのは、メモに書かれたとおりオレンジ色の猫だった。しかも、サーヴァルの目がくらむほどオレンジがまぶしい。 -- Guym 2005/03/09 (水) 11:16:27
- 「ど……、どうしてティアー様のまわりでは非常識なことばかり起こるんだ!?」 -- Shiori 2005/03/09 (水) 11:23:03
- 「非常識、非常識ってうるさいなぁ……なんか用なの?」 -- Guym 2005/03/09 (水) 12:16:45
- 「そ、そうだ。わたしには任務が……。このさい、多少の非常識には目をつぶらなくては」 -- Shiori 2005/03/09 (水) 12:32:58
- サーヴァルは気を取り直して、猫に千衣について訪ねてみた。 -- Guym 2005/03/09 (水) 12:43:20
- 「千衣?誰よそれ?私はそんな人知らないわよ」 -- Tear 2005/03/09 (水) 16:47:04
- 「そ、そうか……こう見るからに天然ボケな奴らしいのだが……」 -- Guym 2005/03/09 (水) 17:15:55
- 「天然ボケ?それを先に言ってよね!それならほら向こうのオフィス街の方に走っていったわよ。もう、私は急いでいるんですからね!いちいちそんな事で呼び止めないでちょうだい。あぁ、10名様限定の高級ケーキバイキングに遅れちゃうわ」 -- Tear 2005/03/09 (水) 17:29:03
- さっきまでぼーっと立っていただけの猫は、いきなり走り去っていった。 -- Guym 2005/03/09 (水) 17:31:10
- 「いや、わたしが呼び止めた訳では……」 -- Shiori 2005/03/10 (木) 09:53:56
- サーヴァルは呆気を振り払うと、すっとオフィス街を見据えた。 -- Guym 2005/03/10 (木) 10:21:04
- そのころ千衣は昼食がわりの菓子パンをくわえて、必死で仕事を続けていた。 -- Shiori 2005/03/10 (木) 10:41:56
- 「特製カレーライスのはずだったのに……」 -- tukinasi 2005/03/10 (木) 10:45:25
- 「お、がんばっとるね、千衣くん」 -- Guym 2005/03/10 (木) 11:40:28
- そして、その手には…、千衣の悲劇はまだ始まったばかりのようだった…。 -- Tear 2005/03/10 (木) 22:55:41
- 「千衣くん、そんな泣きそうな顔しないでくれたまえ。……ほら、この眼鏡をかけてくれたら仕事半分に減らしてあげるから」 -- Guym 2005/03/11 (金) 00:08:39
- そんなおいしい話を千衣が聞き逃すはずもない。電光石火の早業で亀丸係長の手から眼鏡をひったくり、さっと掛けた。 -- tukinasi 2005/03/14 (月) 15:21:36
- 「撮影はいいですか? 何だったらポーズもとりますよ!」 -- Shiori 2005/03/14 (月) 15:30:38
- もうやる気満々である。コスプレ撮影会と勘違いしている。 -- tukinasi 2005/03/14 (月) 15:34:00
- 丁度その時だった。サーヴァルが千衣の会社の前についたのは。 -- Guym 2005/03/14 (月) 15:40:44
- 実はひた隠しにしてきたことだったが、サーヴァルは亀丸係長以上の眼鏡オタクだったのだ。 -- tukinasi 2005/03/14 (月) 15:44:48
- (受付嬢が眼鏡だ! この会社の人事部はなかなかヤルな) -- Shiori 2005/03/14 (月) 15:51:53
- (まぁ、あえて言うなら…黒縁……いや、贅沢は言うまい) -- Tear 2005/03/14 (月) 16:10:30
- (とにかく天然とやらを捕獲せねば) -- tukinasi 2005/03/14 (月) 16:14:42
- サーヴァルが意を決してビル内に入っていくと、受付嬢がにこやかな笑顔で出迎えた。 -- Shiori 2005/03/14 (月) 16:18:43
- その笑顔こそがサーヴァルの人生を180度変える事になろうとは、この時はまだ当人すらも気づいていないのだった…。 -- Tear 2005/03/14 (月) 16:23:41
- 「いらっしゃいませ〜〜……って、こっちが言ってるんだから、会釈ぐらいして行けよゴラァ」 -- Shiori 2005/03/14 (月) 16:36:01
- 「フレームなしのくせに態度がでかいな…。私に文句があるならば、黒縁にして出直してこい!」 -- Tear 2005/03/14 (月) 16:39:48
- 受付嬢はその言葉を聞いた瞬間、いきなり内線をかけはじめた。 -- Shiori 2005/03/14 (月) 16:42:00
- 「千衣さん、出番ですよ」 -- tukinasi 2005/03/14 (月) 16:44:05
- 「もうここに来てるわよ!」 -- Guym 2005/03/15 (火) 10:00:34
- 「な、ナース服に黒縁眼鏡だと!?」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 11:18:58
- 「つっこみどころはそこ!?」 -- Guym 2005/03/15 (火) 11:33:19
- 「そ、そうだ。それよりも、なぜいきなりここで撮影会をはじめるんだ!?」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 12:00:13
- すでにサーヴァルもわけがわからなくなっていた。 -- Guym 2005/03/15 (火) 12:06:07
- 相手をわけのわからない混乱状態に陥らせるのが天然自在流の奥義のひとつなのだ。 -- tukinasi 2005/03/15 (火) 14:47:18
- そして、それを特に意図している訳ではないところが、千衣の宗主たる所以だった。 -- Shiori 2005/03/15 (火) 14:57:01
- いつの間にか千衣の手のひらの上で踊らされている状態のサーヴァル。というか、ナース服に黒縁眼鏡という直球ど真ん中の姿に悩殺されていただけかもしれない。 -- tukinasi 2005/03/15 (火) 15:00:00
- 「な、なぜ私がナース萌えだと分かったんだ!? い、いや、それより、職場でその格好はどうなんだ!?」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 15:03:33
- 「ふふふ……萌えたろ?」 -- Guym 2005/03/15 (火) 15:07:02
- 「私の電波に不可能はないわ!」 -- Tear 2005/03/15 (火) 15:08:14
- 「……私が言うまで、破れたチャイナを気づかずにずっと着ていたのは誰だったかねぇ?」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 15:11:26
- −−−どうなるサーヴァル!!そして次回驚愕の最終章へ続く・・・ -- Nobichan 2005/03/15 (火) 15:30:16
- 「次回、『真の眼鏡萌えはダレ!?』……お楽しみに〜♪」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 15:42:16
- 「なぁ〜〜んて、誤魔化しがこの私に効くか〜〜〜〜!!!!」 -- Tear 2005/03/15 (火) 15:44:58
- サーヴァルはどこからともなく、ボウガンを取り出して千衣に向けた。 -- Guym 2005/03/15 (火) 17:04:57
- 「え〜!? ダ、ダメ!? せ、せっかく破れたチャイナに気づかなかったのを誤魔化せたと思ったのに!!」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 17:09:48
- 「小生がわざわざナレーションまでいれて差し上げたというのに、なかなか堅い御仁じゃて…」 -- Tear 2005/03/15 (火) 17:15:10
- 「きさま何者!? なぜ私の名を!?」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 17:18:10
- 「なぜ……と? それは小生が魔法の国のプリンスだからじゃよ!」 -- Guym 2005/03/15 (火) 17:38:36
- 驚いた事にもその声は受付嬢が発しており、彼女…、いや彼は自らの顔面の皮を剥ぎ取った。 -- Tear 2005/03/15 (火) 17:41:38
- そして、そこに現れた顔は、なぜか黒縁眼鏡をかけた丸く幼い顔つきの男だったのだ。 -- Guym 2005/03/15 (火) 20:21:12
- 「きさま!? ……さっきは確かフレームなし眼鏡だったはずでは!?」 -- Shiori 2005/03/15 (火) 23:34:25
- 「突っ込みどころがそことは……、さては貴様眼鏡さえかけていれば、男でも女でも関係ないんじゃな!」 -- Tear 2005/03/16 (水) 09:16:47
- サーヴァルは無言無表情のまま、ボウガンを自称「魔法の国のプリンス」の額に向けて放った。 -- Guym 2005/03/16 (水) 10:27:13
- 「プリンス! あぶな〜い!!」 -- Shiori 2005/03/16 (水) 10:36:20
- とっさにプリンスを庇おうとして駆け寄ろうとした千衣だったが…、普通こんな場所にあるはずもないバナナの皮に滑ったのだった。 -- Tear 2005/03/16 (水) 10:39:33
- 「ま、まだ……な、名乗っても……ないのに……」 -- Guym 2005/03/16 (水) 10:58:17
- その口からは言いたい事は最後まで紡がれる事はなく、プリンスはその場に崩れるように倒れたのだった…。 -- Tear 2005/03/16 (水) 11:13:35
- 「さて、天然自在流宗主・千衣、わたしと一緒に来てもらおうか」 -- tukinasi 2005/03/16 (水) 11:20:06
- 「プリンス、あなたの犠牲をムダにはしない!!」 -- Shiori 2005/03/16 (水) 11:20:45
- 「いいから、これ以上無駄な犠牲を出したくなかったら早くついてこい!」 -- Guym 2005/03/16 (水) 11:34:59
- (そうね、このまま彼らに追い回されるだけってのもキリがないわね。捕まるフリをして彼らの頭を潰す方がはやい…か) -- Tear 2005/03/16 (水) 11:42:17
- ビルの外に千衣を連れて出ると、サーヴァルはタクシーを止めた。 -- Guym 2005/03/16 (水) 12:19:53
- 「お客さん、どちらまで?」 -- Tear 2005/03/16 (水) 16:44:46
- 「花やしきまで頼む!」 -- Guym 2005/03/16 (水) 16:46:43
- そういってタクシーの奥の席に千衣を押し込み、隙をつくらないように監視の目を向けた。 -- tukinasi 2005/03/17 (木) 10:51:56
- 「……なぜ花やしきなの?」 -- Guym 2005-03-17 (木) 13:34:08
- 「なぜ花やしき…。そう思うだろ?そこが狙いさ、まさかそんなところにアジトがあるなんて誰も思わないって事だ」 -- Tear 2005-03-17 (木) 14:23:46
- そこからサーヴァルは花やしきに着くまで何を聞いても無言だった。千衣のことを無視するかのごとく。 -- Guym 2005-03-17 (木) 14:53:13
- 「お客さん、着きましたよ」 -- Tear 2005-03-17 (木) 14:56:50
- 「どうだ、ここが花やしきだ。おまえの死に場所にふさわしい。……あ、運転手さん、領収書切ってくれる? できたら日付なしで」 -- Guym 2005-03-17 (木) 14:58:34
- 運転手は無言で領収書を差し出した。その領収書には、金660円、月無的士と記されていた。 -- Tear 2005-03-17 (木) 15:06:52
- 「私……私はここ……はじめてきたの! ここが日本最古のジェットコースターがあるという伝説の遊園地なのね!」 -- Guym 2005-03-17 (木) 16:38:30
- そう叫んで、走り出す。あっという間に千衣の姿は見えなくなった。 -- tukinasi 2005-03-18 (金) 14:57:37
- 「え?」 -- Guym 2005-03-18 (金) 15:57:04
- 千衣の姿を一瞬にして見失ってしまったサーヴァルはただ呆然とその場に立ちつくすのだった。 -- Tear 2005-03-21 (月) 12:51:26
- 「最高時速たったの42km/h!昭和28年に生れた日本現在最古のコースターが、銭湯や民家に大突入!!いまにも壊れそうな感じがたまらない!!日本中で話題の名物コースター!……これねっ!」 -- Shiori 2005-03-21 (月) 13:56:30
- 千衣はなぜここに今いるのか、すでにその理由を忘れていた。今は目の前にあるジェットコースターに夢中である。 -- Guym 2005-03-22 (火) 10:16:39
- 大慌てで千衣を見つけ出し、追いついたサーヴァルもいつの間にか一緒にジェットコースターに乗り込んで楽しんでいた。 -- tukinasi 2005-03-22 (火) 12:22:49
- 「はっ! なぜ私まで一緒に乗ってるんだ!?」 -- Guym 2005-03-22 (火) 12:42:52
- 動いているジェットコースター上でふと我に返り、懐からボウガンを出し、千衣に狙いを定める。 -- tukinasi 2005-03-23 (水) 11:20:49
- と、頂点に達したジェットコースターが急降下をはじめた。 -- Shiori 2005-03-23 (水) 11:23:25
- とはいっても花やしきのジェットコースター。サーヴァルほどの射撃の腕を持ってすればどうということはない。 -- tukinasi 2005-03-23 (水) 11:40:17
- 「千衣! 覚悟!!」 -- Guym 2005-03-24 (木) 00:44:50
- その時だった、突然地響きと共に観覧車が変形を始めた。 -- Tear 2005-03-24 (木) 11:40:26
- 轟音を立てて崩れ落ちる観覧車。よく見ると周囲の施設も取り壊されている・・・・・・「こ、ここひょっとして倒産?」 -- Nobichan 2005-03-24 (木) 14:30:56
- 「んなわけあるかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 -- Tear 2005-03-24 (木) 15:09:00
- 「じゃぁ、いったいこれは何事なの!?」 -- Guym 2005-03-24 (木) 15:25:53
- 「言っただろう?ここが我々の“基地”なのだよ」 -- Tear 2005-03-24 (木) 15:32:36
- ジェットコースターはのんびりと瓦礫の中に急降下を続けていた。 -- Shiori 2005-03-24 (木) 15:33:11
- どんどん地底へと下るジェットコースターがたどり着いた地底要塞には、ボロボロの青い車の横で半泣きになっているネコがいた、そう蒼いプジョー(だったもの)のティアーであるッ! -- Nobichan 2005-03-24 (木) 17:20:39
- 「鋼鉄のサーヴァル、ご苦労だったにゃ」 -- tukinasi 2005-03-25 (金) 12:54:10
- ティアーは泣きながらサーヴァルをねぎらった。 -- Shiori 2005-03-25 (金) 13:06:18
- サーヴァルは無言のままうなずき、優しくティアーの頭をなでた。 -- tukinasi 2005-03-25 (金) 14:49:53
- 「しゃ〜ばりゅ〜、お前いい奴にゃ…」 -- Tear 2005-03-25 (金) 16:11:44
- ティアーはサーヴァルのシャツで涙をぬぐった。 -- Shiori 2005-03-25 (金) 16:42:51
- そんな二人のやり取りをみて、千衣はポンと手を打った。 -- tukinasi 2005-03-25 (金) 17:38:57
- 「あんたたち、実はデキてるのね!?」 -- Shiori 2005-03-25 (金) 17:40:16
- 「にゃ……、にゃにゃにゃにを、ば、ばばば馬鹿な事を言い出すの…のだ!……にゃ!」 -- Tear 2005-03-25 (金) 17:43:18
- 「うふふふ、やぁねぇ、もう、隠さなくっていいのよ?」 -- Shiori 2005-03-25 (金) 17:46:56
- ひどく動揺するその態度でティアーの気持ちはバレバレである。 -- tukinasi 2005-03-25 (金) 17:47:20
- 「う、うるさいにゃ! とにかく勝負にゃ! もうこうなったら、2対1にゃ!!」 -- Guym 2005-03-28 (月) 12:38:14
- 「ふ…。あなたに天然の真の恐ろしさというものを教えて…あげる」 -- Tear 2005-03-28 (月) 13:20:16
- そういうと、千衣はすっと構えを取った。その構えは、あの有名な「シェー」のポーズだったのだ。 -- Guym 2005-03-28 (月) 13:28:17
- 「お前馬鹿にゃ!もう、死ねにゃ!あっさり死ねにゃーーー!!」 -- Tear 2005-03-28 (月) 13:52:30
- 「このポーズの意味がわからない限り、負けるのはあなたよ!」 -- Guym 2005-03-28 (月) 13:59:20
- 「ティアー様、惑わされてはいけません。私の緻密な計算によればあんなのはただの無意味なポーズに過ぎません。あの体制のまましばらく放置しておくだけで我々の勝利は確実です」 -- Tear 2005-03-28 (月) 14:44:06
- 「いくわよ!」 -- Guym 2005-03-28 (月) 14:56:57
- サーヴァルは余裕の笑みを浮かべてティアーの前に立つ。しかしその一瞬後、彼の額には大粒の汗が大量に浮かんでいたのだ。 -- Shiori 2005-03-28 (月) 15:11:50
- なぜなら、千衣は走り出したとたんに、なぜか足下にあったバナナの皮ですっころび、そのまま足を大きく上げてサーヴァルに向かってスライディングしていたのである。あまりの予想外の動きに身動きできなかったサーヴァルの股間には、千衣の足がヒットしていたのだ。 -- Guym 2005-03-28 (月) 16:23:36
- 「うぐぅ」 -- tukinasi 2005-03-28 (月) 17:17:31
- ただその一言だけを残してサーヴァルはその場で意識を失った。 -- Tear 2005-03-28 (月) 17:23:12
- 「サ、サーヴァル!! サーヴァルの大事なところが!」 -- Guym 2005-03-28 (月) 17:28:30
- 「う、うふふふ……。ね、狙いどおりねっっ!?」 -- Shiori 2005-03-28 (月) 17:46:17
- さすが天然。なにごとも最大効果を予想外の動きで発揮するのである。 -- tukinasi 2005-03-28 (月) 17:53:32
- 「我が思いは天も然り。思い渡れば、あらゆる事象が自在となる。天然自在流の前では物理法則でさえ無意味よ!!」 -- Guym 2005-03-28 (月) 18:04:09
- 言ってる台詞はなんだか格好いいのだが、千衣のポーズは前後開脚、いわゆる股割りで、その表情はひきつっていた。 -- Shiori 2005-03-29 (火) 09:21:38
- 「はったりだけはお上手ね」 -- tukinasi 2005-03-29 (火) 09:24:51
- ヒールの音を高く響かせ、誰かが千衣の背後から現れた。 -- Shiori 2005-03-29 (火) 09:31:01
- そして股割りしたままの千衣の太ももを容赦なく踏みつける。 -- tukinasi 2005-03-29 (火) 09:35:23
- 「ティアー、お前もいつまでも泣いてちゃだめでしょ? 仕方のない子ねぇ……」 -- Shiori 2005-03-29 (火) 10:02:05
- 泣きながらサーヴァルを介抱しているティアーに声をかける。優しい声とは裏腹にヒールをぐりぐりと千衣の太ももにめり込ませていた。 -- tukinasi 2005-03-29 (火) 10:33:43
- 「うっ、うぎゃー――らべったんこ!!」 -- Guym 2005-03-29 (火) 11:22:11
- 千衣の意味不明な叫びが響き渡った。 -- Shiori 2005-03-29 (火) 11:27:56
- 実はその叫びは意味あるものだったのだ。ティアーと千衣の太ももを踏みつけにしていた女性は床にひき潰されたカエルのごとく、転ばされていた。 -- tukinasi 2005-03-29 (火) 11:36:01
- 何が起きたかわからずに転ばされた二人は呆然としている。 -- Guym 2005-03-30 (水) 12:11:08
- 痛む太ももを押さえながら、千衣は立ち上がった。 -- tukinasi 2005-03-30 (水) 13:25:36
- 「い、いったい、何をした!?」 -- Guym 2005-03-31 (木) 11:54:45
- 自慢の脚線美もあらわに、這いつくばった姿勢のままでうめいた。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 12:00:53
- 「不思議な呪文を唱えたら、なんとかなるもんなのよ!」 -- Shiori 2005-03-31 (木) 16:38:34
- そして、千衣は怪しいステップを踏みつつ、声も高らかに唱え始めた。 -- Tear 2005-03-31 (木) 17:06:40
- 「み〜んな、わたしのシ・モ・ベにな〜れ
」 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 17:31:33
- その時、世界中のありとあらゆる人々は、夢を見た。寝ている人は当然ながら、起きている人は白昼夢として…。後にこの夢はこう呼ばれる事になる。“害夢”と…。 -- Tear 2005-03-31 (木) 17:35:16
- ”害夢”の中、人々はみな迷子になっていた。 -- Shiori 2005-03-31 (木) 17:41:52
- どこへ向かおうとしても、どうしてもたどり着けない。それだけでなく、思ってもみない事態を引き起こしまくっていた。天然は伝染するのである。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 17:44:45
- そして口々によくわからないことを口走っている。 -- Guym 2005-03-31 (木) 17:46:12
- 「コスプレパブいって、美少女はべらせてウハウハ〜!」 -- Shiori 2005-03-31 (木) 17:49:58
- 自分が引き起こした事態の重大さに千衣が気づいたのは、ひと月も過ぎてからだった。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 17:50:37
- −one months later− -- Tear 2005-03-31 (木) 19:14:10
- 「う〜ん、今日も良い天気ね!」 -- Guym 2005-03-31 (木) 19:28:05
- 一度は世界の頂点に立った千衣だったが、いまでは以前の生活に近い状況に戻っている。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 19:57:55
- 「むにゃ…。何言ってるにゃ?今日は雨にゃ…。それよりもちょっと寝るにゃ。ぬくぬくにゃ〜」 -- Tear 2005-03-31 (木) 21:22:04
- いまでは千衣のペットとして、ティアーは同じベッドで寝る関係になり。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 21:40:38
- 「千衣、起きたの? あなたのために新しい衣装を作っておいたわよ。ほら、女艦長風。帽子もあってよ」 -- Shiori 2005-03-31 (木) 21:56:11
- そんな感じで世界全体を巻き込んだ、千衣の天然で慌ただしい日常はこれからも続いていくわけで…。 -- Tear 2005-03-31 (木) 21:58:09
- かなりの部分、千衣にとって都合のいい世界になっているのだが。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 22:02:17
- そんなことなどお構いなしに、今日も千衣はまた新しい明日への一歩を踏み出すのだった。 -- Tear 2005-03-31 (木) 22:07:48
- ちなみにあの人は新たな天然自在流の宗主になるべく修行の日々に入り。 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 22:10:40
- とは言っても、千衣につきまとっているだけなのだが…、そんなこんなでそれぞれ新たな明日を歩み始めたのだった。 -- Tear 2005-03-31 (木) 22:17:45
- 「雨が降ってるのも素敵
」 -- tukinasi 2005-03-31 (木) 22:20:03
- 「晴れていたってそれも素敵!だって、世界は……こんなにも天然で満ちあふれているんだもん!」 -- Tear 2005-03-31 (木) 22:22:38
- 車庫では哀愁をただよわせながら、サーヴァルが蒼いプジョーを磨いている。どうやら、天然じゃない者にとっては、生きにくい世の中になってしまったようである。 -- Shiori 2005-03-31 (木) 22:24:26
- FIN -- tukinasi 2005-03-31 (木) 22:25:01
- 「せぇ〜んぱぁ〜い。由衣が助けに来てあげましたよぉ〜〜?どこですかぁ〜?」 -- Tear 2005-03-31 (木) 22:26:29
- 「あ、あんた今ごろ来たの? もう話終わっちゃったから!」 -- Shiori 2005-03-31 (木) 22:29:40
- この世界はまた、新たなる天然をみつけたようだ…。 -- Tear 2005-03-31 (木) 22:33:05
- こんどこそ本当に「FIN」 -- Shiori 2005-03-31 (木) 22:38:20
文末
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| ページ名: | オリジナル小説/一行小説/総天然ショック・千衣! [ 送信した通知Ping(0) ] | |
| ページ作成: | Guym | - 2005/03/31 22:44:11 JST(1329d) |
| 最終更新: | Guym | - 2005/03/31 22:44:11 JST(1329d) |
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